お正月が終わり、余ったお餅を上手に保存し、再び美味しく食べる方法として、電子レンジが便利です。
オーブントースターを使うよりも速く、簡単にお餅を温めることができますが、お皿にくっつきやすく、また冷凍のお餅は、乾燥して硬くなっていることもあります。
そこで、お餅がお皿にくっつかず、ふっくらと美味しく温め直すコツをご紹介します。
私はたっぷりの水で濡らしたお餅をお皿に置いて、レンジでぷくーっと膨れるまで温めることが多いですが、お皿を一切汚したくない場合は、あらかじめお皿にラップやクッキングシートを敷くといいですよ。
電子レンジでお餅を温める方法(お皿にくっつかない方法)
多くの家庭で、お正月に余ったお餅を冷凍して保存すると思います。
お餅を温めるには、電子レンジが簡単で時間もかかりません。
ただし、電子レンジでお餅を温める際には、お皿にお餅がくっついてしまい、後での洗い物が大変になることがあります。
また、冷凍したお餅をそのまま加熱すると、硬くなってしまうこともしばしばです。
そこで、お皿にくっつかずに、外はふっくら、中は柔らかく仕上がる、電子レンジでのお餅の温め方を3つご紹介します。
水を少量加える方法
お餅がちょうど収まるくらいのサイズの容器に、少量の水を入れます(大さじ1〜2程度)。
お餅にも軽く水をつけて、500Wの電子レンジで1分程度加熱します。
加熱する際は、お餅の様子を見ながら調整してください。
全体がぷくーっと膨れたら温まっています。
一部が膨れただけだと、温まっていない可能性があります。
(一度、加熱を止めて、中のお餅を触ってみるとわかります)
この方法でお餅が柔らかくなり、そして、お皿にはほとんどお餅がくっつきません。
乾燥しすぎてしまったお餅の場合は、途中で裏返すといいですよ。
ラップを使用する方法
ラップを使うとお餅がくっついてしまうと思われがちですが、実は非常に有効です。
お皿にラップを敷いて、先ほどご紹介した水を少し加える方法で温めてみましょう。
500Wの電子レンジで1分程度加熱します。
(加熱する際は、お餅の様子を見ながら調整してください)
これにより、お皿も汚れず、そして、お餅もくっつかずに温めることができます。
クッキングシートを利用する方法
ラップと同様、クッキングシートを使う方法も、お餅がくっつかず、お皿が汚れずに温められます。
クッキングシートを普段使っている方は、つるっとお餅がはがれるイメージが湧くと思います。
温め方はこれまた簡単です。
まず、クッキングシートをお皿に収まるサイズに切って、置きます。
お餅を軽く水で湿らせた後、クッキングシートに置いて、500Wの電子レンジで約1分加熱します。
(加熱する際は、お餅の様子を見ながら調整してください)
お餅は滑らかになり、お皿にはくっつきません。
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電子レンジでお餅を柔らかく温めるコツ
電子レンジを使用してお餅を温める際、硬くなってしまうことがあります。
冷蔵や冷凍している間に、お餅が乾燥してしまうためです。
軟らかく仕上げるコツは水を使うこと。
お水のおかげで、お餅をふっくらと美味しく仕上げることができます。
器に大さじ1〜2杯の水を入れて加熱する方法と、お餅を水にくぐらせて加熱する法がありますが、お水を入れて加熱する方法の方が一層柔らかく仕上がります。
器に大さじ1〜2杯の水を入れて加熱する方法では、お餅が新しくつきたてのように柔らかく、美味しくなります。
ちなみに、アルミホイルは、オーブントースターでの使用は可能ですが、電子レンジでの使用は適していません。
電子レンジでお餅を加熱する時は、アルミホイルは使わないように注意してください。
軟らかいお餅も好きだけど、ちょっと焼き色を付けたいと言う場合は、自然解凍か軽くレンジで温めた後、トースターで焼くとよいです。
その際、水を加えて柔らかくなったお餅は、トースターで焼くのには向いていないので、レンジで温める時に水はつけないか、軽く水にくぐらせる程度がおすすめです。
まとめ
お正月にたくさんお餅を食べて、飽きてしまったと感じることもありますが、冷凍保存しておくと、レンジで温めるだけでいつでも簡単にふっくらとしたお餅を楽しむことができます。
電子レンジでお餅を温める場合は、お餅を水でぬらすのがコツです。
お皿にも大さじ1~2杯の水を加えると、よりふっくらやわらかく温めることができるので、よりやわらかい方がお好みの方は水を加えてみてください。
水を加えると、お皿にほとんどくっつきませんが、ラップやクッキングシートを敷くと全く汚れないので、こちらもお好みで!